観・食・癒!秋冬だからこそ満喫できる壱岐島の魅力♪

2019.10.29

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離島と言えば、きれいなビーチでBBQやマリンアクティビティを楽しむことを想像する方も多いのではないでしょうか。実は、古事記とも所縁がある壱岐島では、歴史や文化、自然などの楽しみ方は様々です。今回は秋冬でも楽しむことができる壱岐島の魅力をご紹介します。

 

壱岐島の景勝地

日本海に浮かぶ壱岐島は、荒波の影響を受けた玄武岩の景勝地がいたるところにあります。中でも、古事記の国生み神話に登場する伝説の「八本柱」である「猿岩」と「左京鼻」はぜひご覧いただきたい、壱岐島でも人気の景勝地です。

猿の横顔に見える「猿岩」

細い柱を束ねたような奇岩が突き出ている「左京鼻」

玄武岩の景勝地は他にも「鬼の足跡」があります。草原にぽっかりと開いた、周囲110mの大穴は圧巻です。冬は夏に比べて特に波が荒いため、冬の時季に行くことで、長い時を経て浸食していく本当の姿を見られることでしょう。

 

壱岐島の歴史・文化

古事記で5番目に生まれたとされる伊伎島(現:壱岐島)には、その歴史を物語るたくさんの遺跡があります。弥生時代の環濠集落「原の辻遺跡」は、一支国の王都に特定された遺跡で、国の特別史跡に指定されています。

こちらのユニークな形状をした、建物は「一支国博物館」。世界的建築家、故黒川紀章氏の遺作です。壱岐市民の顔をモデルに160体の人形で一支国の古代の生活を再現したユニークな展示をはじめ、体感しながら楽しめる見ごたえのある博物館です。発掘された埋蔵品の実際の復元作業もガラス越しに見ることができます。

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長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515番地1
0920-45-2731
8:45~17:30
http://www.iki-haku.jp/

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壱岐島は古墳が非常に多いことでも知られています。壱岐の古墳群は、長崎県内にある古墳の約6割にあたる280基の古墳が存在しています。すべてを回るのは難しいでしょうが、古墳館では古墳の歴史の展示がされているほか、実際に掛木古墳の中を見学することができます。

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長崎県壱岐市勝本町布気触325番地
0920-43-0809
9:00~17:00

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また、壱岐島の神社巡りは、秋・冬ならではの魅力があります。神社庁に登録されているだけでも150社存在する壱岐島内の神社では秋から冬にかけて、毎日のように神楽が奉納されます。12月20日に住吉神社で奉納される国指定重要無形民俗文化財「壱岐大大神楽」には、地元の方から観光客まで多くの方が訪れます。

 

冬でも食べられる壱岐の食材

壱岐島は食材に恵まれていて、生活のほとんどが壱岐島産の食材で賄うことができると言われています。そんな壱岐島で、ぜひおすすめしたい食材は壱岐牛です。

壱岐島内のみで飼育される壱岐牛は、頭数が少なく年間の出荷数は約900頭程度です。そのため、全国へはほとんど流通しないため幻の和牛とされています。潮風をあびミネラル分を含んだ牧草を食べて育った壱岐牛はさっぱりした脂と甘み、やわらかさが絶品ですよ。

 

また、壱岐といえばなんといっても美味しい魚。どの季節でも新鮮な魚介類を楽しむことができるのですが、壱岐の人は言います「魚は冬が一番おいしい!」と。海水が冷たくなる冬は特に魚に脂がのって絶品なのです。ブリ、ヒラス、アラ、ヒラメ、そしてカキ。ぜひ、最高の旬の味を味わっていただきたいですね。

 

湯ノ本温泉で宿泊

壱岐島に温泉というイメージがある方は少ないでしょうが、島の西側に位置する湯本地区には古くから湯治場として親しまれている「湯本温泉」があります。ここには、国民宿舎から高級旅館まで温泉宿や立ち寄り湯が密集しています。湯本湾の絶景と天然の温泉に身も心も癒されることでしょう。

 

最後に

ビーチ、海水浴、ウニなど夏のイメージが強い壱岐ですが、実はグルメや神社巡り、神楽、温泉など秋冬の壱岐にハマる人が増えています。今年の秋冬はぜひ、壱岐島へ‼