住吉神社すみよし
ご祭神:底筒男神・中筒男神・表筒男神
〒811-5742 壱岐市芦辺町住吉東触470番地
島のほぼ中央に位置するこの神社は、
神功皇后に所縁があり、壱岐の代表的な神社の一つ。
拝殿近くにある、二股に分かれた夫婦クスノキを
男性は左、女性は右回りに1周すると願いが叶うと言われている。
毎年12月20日には、14時から約7時間かけて壱岐大大神楽が奉納される。
本宮八幡神社ほんぐうはちまん
ご祭神:住吉大神、聖母大神、八幡大神
〒811-5541 壱岐市勝本町本宮西触字花川1437番地
山頂へまっすぐ伸る、緑の木々に囲まれた参道を上りきると
石灯龍が立ち、その上には鳥の像が置かれている。
かつて捕鯨で栄えた勝本の人たちが、奉納した絵馬が多く残されている。
聖母宮しょうもぐう
ご祭神:息長足姫尊(神功皇后)外6柱
〒811-5501 壱岐市勝本町勝本浦554番地2
勝本町一帯を守護し、神功皇后を祀る創建1300年以上の歴史深い神社
境内には、目を引く、巨大なシャコガイの手水鉢がある。
聖母宮祭りは、10月10日の早朝からの駕籠囃子からはじまり、
御神体が御神輿に移され御仮宿まで移動される。
10月14日は御幸船競争、
15日には漁船パレードなど港町らしいお祭りが行われる。
箱崎八幡神社はこざきはちまん
ご祭神:豊玉毘古命を始め9柱の大神
〒811-5465 壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触1294番地
旧号を「海裏神社」「海裏八幡宮」と称し、
壱岐における捕鯨業の始まりを知る貴重な資料となっている。
一の鳥居をくぐり、二の鳥居にむかう左側に
桃のかたちをした手水鉢がある。
朱色の拝殿を見上げると、象や鳩など表情豊かな動物の彫物が見られる。
國片主神社くにかたぬし
ご祭神:少彦名命、菅贈相國
〒811-5732 壱岐市芦辺町国分東触766番地
少彦名命(一寸法師)が祀られている神社。
境内には「願掛け鳥居」という小さな鳥居が3つあり、
ここをくぐって祈願する習わしがある。
まわすと運が上がると言われてる、招き猫が人気。
興神社こう
ご祭神:足仲彦天皇外6柱 〒811-5755 壱岐市芦辺町湯岳興触676番地
社記に曰く、付近の地名は興といい、
壱岐国府があったと考えられており、
かつて壱岐國一の宮であった。
白沙八幡神社はくさはちまん
ご祭神 應神天皇外6柱
〒811-5202 壱岐市石田町筒城仲触1012番地3
巨大な鳥居が目印の白沙八幡神社。
鳥居の額の左右には、八幡神の使いである鳩がいる。
鬱蒼とした神社の森は、県指定の天然記念物。
江戸時代に平戸藩主・第29代松浦鎮信が
奉納した三十六歌仙の板絵も有名。
男嶽神社おんだけ
ご祭神:猿田彦命
〒811-5466 壱岐市芦辺町箱崎本村触1678番地
200以上の石猿が並ぶ男嶽神社。
御祭神である猿田彦命は、縁談や事業、受験など導きの神様としてお参りされてきた。
明治時代までは山全体が御神体とされていて
一般人の入山が許されていなかったほど神聖な場所。
拝殿裏にある御神体の岩にはコンパスの針が正常に動かない磁体があり、
近年パワースポットとして脚光を浴びている。
女嶽神社めんだけ
ご祭神:天鈿女命
〒811-5465 長崎県壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触135番地
女嶽神社の御神体である巣食石(スクヒイシ)は、
男嶽神社の御神体と同様、
コンパスの針が正常に動かない磁体がある。
ご祭神の天鈿女命は、男嶽神社のご祭神・猿田彦命の妻にあたり、
ともに参拝する人も多い。
月讀神社つきよみ
ご祭神:中月夜見命・左月弓命・右月讀命
〒811-5732 壱岐市芦辺町国分東触464番地
天照大御神の弟神である月讀命が祀られている神社。
京都の松尾大社の境内にある月読神社は、
壱岐の月讀神社から分霊されたと言われています。
女性と密接に関係する月の神様のパワーで、女子力アップ!
爾自神社にじ
ご祭神:級長津彦神、息長足姫命、外7柱
〒811-5107 壱岐市郷ノ浦町有安触979番地
本殿の裏手にある「東風石」(こちいし)と呼ばれる巨石には
「神功皇后が三韓出兵の際にこの石に順風祈願を行うと、
石が真っ二つに割れて爽やかな東風が吹き出し、
無事に渡海することができたという伝説が残る。
この岩は横幅3.4m、高さ2.7m、周囲11.5mあり、
コンパスの針が正常に動かない磁体があると言われている。
小島神社こじま
ご祭神:伊弉册尊、軻遇突智命、埴安姫命、素盞嗚尊
〒811-5315 壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969番地
小島神社は小枝すら持ち帰ることが許されず、島全体が神域とされている。
太陽と月の引力によって生じる干満によって、
干潮時は海が割れて参道が現れ、満潮時は島に変わる。
パワースポットとしても、人気の場所。干潮の前後1時間は、
島に渡ることが出来るので訪れる前に潮見表をチェックしよう。
塞神社さい
ご祭神:猿田彦命、天鈿女命
〒811-5135 壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦70番地
夫婦神の猿田彦命、天鈿女命が奉られており、
縁結び・安産・夫婦和合・受験・性病・交通安全など
霊験あらたかな神社。
いざ、神様の住む島へ。
日本最古の歴史書とされる古事記。その序章には夫婦神、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の「国生み神話」があります。夫婦神は後に日本となる八つの島をつくったとされ、五番目に生まれたのがここ、伊伎嶋(壱岐島)です。古事記では天比登都柱(アメノヒトツバシラ)とも呼ばれています。「柱」とは天地を結ぶ交通路という意味。つまり壱岐島は天と地を繋ぐ架け橋の役割を担っていた、そう考えられているのです。このように、神様ととても禄の深い場所である壱岐。法人登録されたものだけでも一五〇を超える数の神社が、島のいたるところに点在しています。山奥にひっそりと建つものや、海のそばに建つもの。数々の神社は、この島に住む人たちにとって日々の暮らしの一部であり、心のよりどころとなっています。とりわけ、各地区を見守る氏神様が祀られた四十二の神社は、地域の人々に愛され、守り継がれてきました。そんな島の神社を巡れば、きっと壱岐の魅力に気づくはず。
さあ、あなたも神秘の空気に満ちた壱岐島で、神様の息吹を感じてみませんか。